理事長あいさつ
悠久の郷づくりの夢
本の国には四季の移り変わりがあり、四季の移り変わりで、季節を感じて参りました。
南の沖縄から、北の北海道まで木々に覆われた自然豊かな国土には春を告げる花花、新緑から緑にあふれる夏、山々を赤や黄色に染める秋、そして春を育むための雪に覆われた冬と繰り返される自然の営みを当たり前のように感じています。
自然の移り変わりは悠久の時間を刻むがごとくゆっくりとそして確実に過ぎてまいります。その中に生かされた我々の人生は一刻のようですが、人の歴史は長くそして続いてまいります。
悠久の郷とは春の訪れを感じさせる『さくら』の花が咲き誇り、そして自然の植物を植え、育てる人々の喜びの顔があふれる郷づくり。
悠久の郷は長い人生を歩んできた人々と、障害を持って力強く生きている人々とこれからの時代を担う子供たちが先人の知恵と生き様を語り合い、ほほえみの中に次の時代を築いていく郷づくり。
悠久の郷は国が違い、宗教が違い、人種が違う人々が富む人も貧しい人も生きていることへの感謝の気持ちがあふれる郷づくり。時間(とき)は悠久に流れ、この地上のどこにも陽は降りそそぎ、木々の葉は見えぬ風のささやきを感じさせます。時間を超え、場所を超えた自然あふれる地に生きていく郷づくりを夢をみております。
理事長 内山 利勝